「スラムダンク奨学金」奨学生に井上雄彦が「さまざまな経験をしてほしい」とエール

「スラムダンク奨学金」ビジュアル (c)井上雄彦 , I.T.planning,Inc.

井上雄彦と集英社によるバスケットボール選手への奨学金制度「スラムダンク奨学金」第17回の奨学生が決定。合わせて井上からのコメントが発表された。

第17回「スラムダンク奨学金」奨学生に選出されたのは福岡第一高等学校の崎濱秀斗選手。崎濱選手は2024年4月から14カ月間の予定で渡米し、コネチカット州オークデールのセントトーマスモアスクールで勉学とバスケットボールの研鑽に励む。井上は「自らの努力で勝ち取った機会を最大限に活かして、さまざまな経験をしてほしいと思います。新たな環境での14ヶ月間が、崎濱君にとって生きていく上での大切な土台の一つになることを心から願っています。挑戦し、そこで得られる価値は、他人の物差しでは計れない自分だけの財産です」とメッセージを送った。

2006年に創設された「スラムダンク奨学金」は、バスケットボールに取り組む高校生を対象に、高校卒業後、本場アメリカへの留学の機会を提供する制度。なお第16回「スラムダンク奨学金」奨学生に選ばれた伊久江ロイ英輝選手が、9月から9カ月間渡米する予定だ。

井上雄彦コメント

崎濱秀斗君おめでとう。

この機会を用意することができて嬉しいです。自らの努力で勝ち取った機会を最大限に活かして、さまざまな経験をしてほしいと思います。

新たな環境での14ヶ月間が、崎濱君にとって生きていく上での大切な土台の一つになることを心から願っています。

挑戦し、そこで得られる価値は、他人の物差しでは計れない自分だけの財産です。